渡嘉敷の海に潜った夏 きらめく魚群が横切った

浮き輪のひもを右手にかけて 
ゴーグルの先がすべてだった

海中のあらゆることが光をうけて
反射するものが 瞳をめがけて飛んできた

夜は落ちるような星空で
体育座りで先生の話を聞いていた
あっと声をたてるのはよそ見をしていた
生徒たちで 流れ星は見れなかった

まっくろなもしくはまっしろな
わたしのこころにきざまれる
あらゆることに傷がつく

見ることのできなかった流星が
誰にも聞こえぬ密かな音で
今も音をたてて流れつづける

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